
先週の3連休は、台風4号の影響で山行はお休み。今週こそはと思って出かけた人も多いでしょう。
朝、家のカーテンを開けると道路は雨で濡れていて曇天。それでも山の気をチャージすべく、いざ出陣。
こういう日こそ、展望のない山に登った方がいいんでしょうが、アマノジャクにも展望の山、笹子雁ヶ腹摺山へ。
国道20号・中央自動車道・中央本線、これらのトンネルがひしめきあう上にそびえるこの山域は、地形図を見て前から気になっていました。
ただ地形図には山名が一切書かれていないので、登山道があるのかも疑問でした。山岳地図を見ると、笹子雁ヶ腹摺山というらしい。しっかりした登山道はあるみたいですが、、、むぅ、名前が読めん。
雁ヶ腹摺山という親分的な山があるので、それの笹子版ということでしょうか。それにしても奇異な名前であります。由来を知りたいところ。
肝心の読みですが、「ささごがんがはらすりやま」でした。恐らく、今まで登った山のなかでは最長の名前。
立川で、立川始発の甲府行き6:43発に乗り換え。大月方面の中央本線は大抵高尾始発なのですが、この列車は立川始発なので要注意です。いつもハイカーを大勢見かける中央本線ですが、今日は少なめ。さすがにこの空模様では控える人も多いのでしょう。
先々週に引き続きまたやってまいりました、笹子駅。朝バタバタで来たので、トイレでウ○○を済ませ(^^;出発です。
国道20号は、予想通りクルマどおりが多く騒がしい。ですが歩道はしっかり付けられているので安心です。
登山口までは結構上り坂で、汗をべったりかいてしまいました。(標高100mは稼ぎます)
笹子雁ヶ腹摺山までは苦しい登りの連続。霧の幽玄な雰囲気を楽しむしかありません。
途中まで聞こえていた工場っぽい音も消え去り、最後の急登を超えて山頂へ。思ったより狭いですね。10名もいたらぎっしりでしょう。
南東方面が開けており、あたり一面真っ白の絶景パノラマが広がります(^^;
ここもちょいとハエがうるさいですな。
| 笹子雁ヶ腹摺山登山道。一部ヤブっぽい箇所もあるが、道は明瞭だ。 | ![]() |
![]() | ひたすら登りが続く。がんばって臭い汗を流そう。 |
| 笹子雁ヶ腹摺山山頂。頂上はあまり広くない。 | ![]() |
![]() | 山頂から米沢山方面への道 |
ここから急降下して小さなアップダウンを繰り返します。
気をつけてはいたものの、ズシャーッ!
滑るかも…滑りそう…と思ったら案の定滑りました。とっさに腕を木にかけて止まりましたが、2〜3m滑り落ちたでしょうか。立ち止まってダメージを確認するも、幸い怪我はありませんでした。
しかし、尻餅はつくわ、両手は泥まみれでエライ目に。こうなると下は雨具をはいていて大正解。さすがにズボンが泥まみれでは電車でひんしゅくですからねぇ。
両手は、濡れた木の葉で拭いて応急処置。
米沢山への途中に展望台があります。おお、ここも一面ホワイト。
米沢山へは鎖がありますが、岩場ではないので登りならばそう危険ではないです。下りはちょっと怖いでしょうが。
さらにアップダウンを繰り返し、本日の最高峰、お坊山へ。標高1422mだそうで。
しばらく休んで、風がでてくるとちょっと涼しいか寒いくらいかな。ようやく、納涼感を得て満足。
| 縦走路途中にある展望所。休憩にはうってつけ。晴れたときの展望は……不明。 | ![]() |
![]() | 天候の悪い日の歩きもなかなか「おつ」である |
ここから大鹿峠までは、割とゆるやかな下り。大鹿峠から笹子駅方面へはさらに緩やかで、ほとんど平坦といってもいいくらいです。疲れた足には優しくて助かります。
最後の最後、林道が見えたところでトゲトゲ草で腕を切ってしまいました。普段ならストックでよけるのに、勢いあまって強行突破してザシュッと。アホやー!
痛ぇ〜!ミミズ腫れみたいになってしまい、後悔しきり。最後まで油断しちゃいかんなぁ。
| 大鹿峠からの下山路。珍しく道標がない。ちなみにこの写真を撮ったちょっと手前で手を切りました。 | ![]() |
滝子山登山口では近くに沢水が得られるので、ここで汚れた体や靴・ザックを綺麗に。ふぅ、助かった〜。
さすがにこの下流の水を飲もうとは思いませんが、ひんやりして生き返ります。
![]() | 滝子山登山口での水場。最後に一息つくにはちょうどいい場所だ。 |
林道を下り、国道20号に出てから笹子駅に戻りますが、ここから微妙な登りかえしがあって、実際の距離以上に長く感じます。
今日は出発から到着まで、誰一人として登山者に出会うことはなく、久々に孤独感を得た一日でした。

