充実の馬頭刈・鋸尾根歩き



大岳山〜鋸山縦走路。静寂が心地よい。

手記

久々のロングトレイルです。新しい相棒(靴)がなかなか良かったので、長く歩いてみたくなりました。

前からちょっと気になっていた山名「馬頭刈山」ですが、最初「ばずかり」と思ってました。「まずかり」なんですね。

夏場はちょっと暑そうなのですが、この時期ならまだよさそうです。

珍しく気持ちが高ぶって寝付けませんでした。久々に5時起き。朝早いとは言え、GWの時の五日市線の混み具合、バスのぎゅうぎゅう詰めがあまりにも強烈な記憶で、今回もかなり不安でした。

ところが、電車もバスも拍子抜けするくらいにがら空き。や、やっぱそうですよね。あのGWがどうかしてたんだ……と思いたい。まあ朝早い方が空いていて越したことはないですが。

スタート地点の軍道集落。静かでよい場所である。バス停からいきなり高度を稼ぐ。


軍道バス停から、いきなりの急坂。民家の間をすり抜けるように進みますが、道標が整備されており迷うことはありません。

さすがにこの時間の馬頭刈山は人気がなく、のんびり歩くことができます。

馬頭刈山直下の美しい樹林
馬頭刈尾根より、千足集落・浅間嶺方面

天気予報では晴れるとのことでしたが、ずっと曇り空のままで展望はイマイチ。ただ、こういったロングトレイルでは曇りの方が体力の消耗も少なくていいでしょうね。

馬頭刈尾根は、予想に反して自然林が多く、岩尾根や富士見台など変化に飛んでおり飽きません。難点を挙げれば、ずっと南側で車の音が聞こえてあまり自然に浸れないのと、やたらとハエ類が多くてうるさいことです。

もう少し静寂に包まれていれば、最高の縦走路なんですが。

つづら岩。クライマーが岩登りを楽しんでいた。
馬頭刈尾根より大岳山を望む。顕著なピークが印象的だ。
大岳山近くになると縦走路も趣を変える


大岳山は、山頂直下は結構な急坂で降りる人との待ち合わせが頻発。

山頂は、人だらけでこの日は展望もなく、3分と居ることなく下山です。

どこかで休憩できる場所はないかと探して、うまい具合に登山道から外れたところに開けた場所を発見。

この日は涼しく、標高1000m超えとなるとじっとしていると長袖でもちょっと寒いくらいでした。

大岳山山頂。この日は展望なし。それでも山頂は大混雑である。


さて、大岳山から鋸山を経て奥多摩駅まで下る道は、地図上で見ても分かるようになかなかに長いです。

一旦進むと行くっきゃないので、それなりの覚悟を決めて選びましょう。

この尾根道も自然林が豊富で、御前山が覗けたり、鉄階段・ハシゴあり、岩場あり、で変化に飛んでおりよい道でした。

ただ土質が赤土っぽく、先日の雨でまだ濡れており滑りやすかったです。新しい靴はグリップ力があり、かなり助かったと思います。

途中、分岐があり鎖場コースが現れますが、すぐ下で合流するのであまり近道ではないです。私は危険を冒すこともないと思い、鎖場はパスしました。

鋸尾根より三ノ木戸山方面。山行の終わりに花を添えてくれる光景
鋸尾根より奥多摩の集落を見下ろす


最後は尾根上から奥多摩の山々を見ることもでき、すがすがしい思いでした。全体的に満足度の高い山行です。

最後の最後で愛宕山への登り返し(ほんのちょっとですが)、狭くてもの凄い急な階段をひたすら降りていきます。ここはちょっと怖いですね。

下りはゆっくり時間をかけたので、あまり足への負担はなく下山後も軽快に歩けました。

奥多摩からの列車も、奥多摩始発からだと余裕で座れますね。GWの時の青梅からのラッシュがウソのよう・・・

ルート/参考タイム

ルートマップ

軍道バス停 ---[0.4km 10分]--- 登山口 ---[2.8km 1時間20分]--- 馬頭刈山 ---[2.5km 1時間]--- つづら岩 ---[0.9km 25分]--- 富士見台 ---[2.5km 50分]--- 大岳山 ---[3.2km 1時間10分]--- 鋸山 ---[3.9km 1時間50分]--- 登山口 ---[0.3km 5分]--- 奥多摩駅

全行程 16.7km 歩行時間 6時間50分
カシミール3Dによる高低差グラフ