寄り道ルートのつもりが大当たり



植野山への登山道にて

手記

結論から言いますと、この山は素晴らしかった。と言っても、九鬼山ではなく、地形図上では無名の植野山です。

尾根歩きは楽しいし、途中いくつも富士山の展望があるからです。

もちろん、私が(それなりの大きさの)富士山を見た初めての山ということで「ひいき」点が入っているのはありますが。


さて、今年は青春18切符が20周年とのことで、11,500円が8,000円に。これを利用しない手はありません。

とは言ってもあまり遠出は疲れるので、手近なところで、中央線近くの九鬼山へ。

高尾駅から先はハイカーがうじゃうじゃ。さすが、この辺が東京ですなあ。地方じゃ、あまり見かけない光景です。

大月駅で、なんとなく途中下車したのですが、次の列車まで時間があったので、そのまま田野倉駅まで歩くことにしました。

退屈な車道ですが、途中富士山が大きく見えます。ほぉー、大月まで来るとここまで大きく見えるんだ、とちょっと感動。

後で知ったのですが、中央線の猿橋駅から、馬立山経由で縦走できるみたいです。

猿橋駅〜馬立山〜植野山〜田野倉駅のルートも魅力的で、いつか試したいなあ。

大月市街から


田野倉駅から植野山へは、すぐの取り付きで便利至極。踏み切りを渡ってから右に行くとすぐに「九鬼山」の道標がありますが、ここから左の山道に入ります。

のっけからムチャクチャ急坂の連続ですが、あちこちから富士山が見えるので、飽きません。

しかも登山者も少なめ。何箇所か休憩にもいい場所があるので、早くも大休止。後の九鬼山を考えると、この選択は正解でした。

植野山登山道。明るく開けており自然な雰囲気が良い。
この黄色の花はなんでしょね?よく知らない…
植野山の尾根道は全般的に見晴らしが良い
枝の先がちょっとうるさいけど絵的には好きな一枚


礼金峠から九鬼山へは、山頂直下以外はなだらかで登りやすいです。ただし、山腹を巻く道は非常に狭く、登山者とすれ違うのも困難なくらい。むぅ、ここは危険地帯です。

九鬼山山腹


九鬼山山頂ですが、日陰でちょっと暗いイメージ。直下が急坂なので久しぶりに山頂を極めたという気持ちにはなりましたがね。

無線交信やってる方がいらっしゃったので、長居は無用。私見ですが、山頂での無線交信は車内での携帯電話のようなもので、迷惑に感じています。

九鬼山山頂。山頂は狭く、眺望は一部が開けているのみ。


富士見平という場所も狭く、あまり休憩場所のない山です。しかも昼時になると、空気が霞んで富士山は見えなくなりますね。富士展望をするなら、早朝が必須なんだな、と思いました。

なもんで、とっとと下山します。九鬼山から愛宕神社への道は、とにかく急坂の連続。足ガクガクになりました。

高川山とそれを貫くリニア実験線
レンガ造りの用水橋。このレンガ橋の上にも水が流れている。


禾生駅では、昔懐かしい火鉢が置いてありました。しかし、この日は暑くて、Tシャツ1枚で登ってたくらい。日焼けしたんじゃないだろーか。

30分に1本くらいの間隔なので、のんびりと大月駅行きの列車を待ちます。ふぅ、よき休日かな。

禾生駅にあった火鉢
富士急行大月線のトーマス列車。レインボ〜


植野山尾根道からのパノラマ。左が九鬼山

ルート/参考タイム

ルートマップ

大月駅 ---[3.2km 35分]--- 田野倉駅 ---[0.4km 10分]--- 登山口 ---[0.8km 30分]--- 植野山 ---[1.1km 20分]--- 立馬山への分岐 ---[0.7km 20分]--- 礼金峠 ---[2.2km 45分]--- 九鬼山 ---[2.2km 50分]--- 愛宕神社 ---[1.1km 15分]--- 禾生駅

全行程 11.8km 歩行時間 3時間45分
カシミール3Dによる高低差グラフ